不要不急の歯科治療?

相変わらず、新型コロナウィルスは猛威を振るっています。みなさま、体調を崩されていませんでしょうか?

緊急事態宣言とともに、「不要不急の歯科治療は延期することが望ましい」との報道がなされました。みなさまは「不要不急」という言葉をどのように受け止められましたか?多くの方が「痛くなければ」「生活に支障がなければ」延期してもいいと誤解されているようですが、むし歯、歯周病をはじめすべての疾患が、自覚症状と進行度(重症度・治療の必要性)が必ずしも比例しているわけではありません。自覚症状や生活に支障がない=治療しなくて良い というものではないのです。
 たとえば、当院で行っている「メインテナンス」は、単なる検診とは異なります。悪いところを見つけるのはもちろんですが、健康な状態を守り、進行や再発をを防ぐための、重症化予防の処置です。たとえば、歯周病の進行している方、むし歯のリスクの高い方、糖尿病などの持病がある方、高齢者や免疫機能の落ちている方などには、この「メインテナンス」は必要不可欠な処置であると言えます。逆に、数ヶ月レベルで状態が安定している方は、メインテナンスを延期していただくこともご提案しています。
 どうぞ、ご自分の判断で「不要不急」と決めず、担当医、担当歯科衛生士にご相談ください。お電話でのお問い合わせも受け付けております。

(当院では、通常のスタンダードプリコーションに加えて、コロナウィルス対策を施し、診療にあたっておりますのでご安心ください)

当院の感染対策についてはこちらをご覧ください。

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